2020年9月16日水曜日

こうもり対策

 


こちら、ちょっと前の住宅だと取り付けてありました。
ヤギリといいます。(※お客様がこうもり対策で網を張っています。)
これは、意匠的な部分もありますが、天井裏の湿気を外に逃がすという重要な役割があります。
今回はヤギリの話。
 

えっ!?壁に穴が開いているの?って思っちゃいますが、開いています。
雨が入り込まないように対策されていますのでご安心を。
 
ですが、ヤギリの形状上隙間があるんです。正面や横とか。
今回は、その隙間にこうもりがやってきてフンやおしっこで外壁・屋根が汚れてしまうとのことで相談を受け工事をしました。

意匠部分のヤギリを外すとこのような感じになっていました。
お聞きしたところ、以前に業者さんに依頼して、家の中に入り込まないよう対策してもらったそうです。 その際にアミやテープ?等が張られたそうです。
お客様に確認した所、対策にはなっているのでこの部分はこのままで良いとのこと。
意匠部分のヤギリに1cm~2cmくらいの隙間があり、こうもりがその隙間に入り込んでしまうとのことで意匠部分のみ作成。空気は出入りしなければいけないので、スキマを1cm以下として検討しました。
1cmも隙間があれば入っちゃうんですね~。

出来上がったヤギリの取り付け。縦の格子の隙間は5㎜ほどとし、裏には5㎜程の目の細かいアミを張っています。
配線はテレビの配線です。
この状態で様子を見ていただいたところ、どうやらこうもりは以降やってきた形跡がないとのことでした(^^)よかったよかった。

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